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久藤新体制での白星遠く… 対する徳島は3連勝

 

sara-la

6/22(土)J2リーグ第19節

徳島ヴォルティスVSアビスパ福岡(アウェイ:ポカスタ)18時キックオフ

 

 

 

 

結果

 徳島2-1アビスパ福岡

 

(得点)

徳島→前半19分 岸本  前半33分 杉本

アビスパ→後半10分 ヤンドンヒョン

 

(試合後勝ち点と順位)

徳島ヴォルティス 勝ち点27 10位(1up)

アビスパ福岡   勝ち点17 21位

 

 

一言で言ってしまえば

守備軽すぎ…

 

この試合の前半だけみれば

攻撃陣と守備陣のブロックを敷くときとプレスのタイミング等含めて

なんだか曖昧だよね…

 と感じませんでした?

 

 

徳島に関して言えばリカルド・ロドリゲス監督3年目とあって、チームでの決まりごとや

基本的なことがしっかりと出来ていました。

 

昨年まで務めた井原監督のサッカーからファビオの攻撃的サッカーに変わり、

そしてファビオ退任に伴って久藤監督になったドタバタ続きのアビスパとの完成度の違いをしっかりと見せつけてくれました。

 

毎年徳島は夏場以降に状態が上向き上位争いを盛り上げてくれますが、今年もこれから上がって行きそうです。

個人的には今年こそプレーオフ、そして自動昇格へと飛躍してほしいと思います。

 

フォーメーション

 今節も前節柏戦と同様に3-4-2-1で臨んだアビスパ、まだはっきりと断言できませんが理想追求というより

現実路線を選択した久藤アビスパ、徳島が前節まで3バックで戦っていたので、それに合わせたのかな?

センターバック→(左から)篠原・吉本・実藤

ウィングバック→(左から)喜田・石原

ボランチ鈴木惇・ウォン

2シャドー→(左から)石津・城後

1トップ→ヤンドンヒョン

 

前回のブログで予想した通り、相手の攻撃を遅らせるハードワークができ攻守に躍動できる石原が左ウィング、

そして喜田が今季初先発で喜田が右ウィングバック。

 

現実路線で挑むならば、ケガ人を除いて予想どおりのフォーメーションでした。

 

 

守備面

 前節柏戦同様、守備時は実質5バックで対応。

 

しかし前節と違うところはDF陣の意識がブロックを敷くということに赴きが置かれていたこと。

 

試合をとおして全体的にラインを上げること作業が弱かったように思います。

攻撃陣がプレスをかけたときにディフェンス陣はラインを上げて陣形をコンパクトに保つということがセオリーだと思いますが、

前半は上げきれなかったですね。

 

 

というか徳島の攻撃がアビスパのラインを上げさせないような攻撃が出来ていましたね…

徳島の両サイドハーフの運動量とスペースへの動き出しが上手かったです。

 

1失点目に関して言えばアビスパがブロックを敷いており、

徳島攻撃陣がミドルを狙う瞬間にプレスをかけてシュートコースを消そうとしていました。

個心的にはそれまでは問題なかったと思います。

 

ただ、ミドルで蹴った場所が良かったのと

アビスパGKがセランテスじゃなかったら今節のスーパーゴールでしたね)

GKがはじいた後の寄せが甘すぎた(というかボールウォッチャーになってました)

これが全てです

オフサイド取れなかったのも痛かったですね…

 

井原監督時代に出来ていた守備の当たり前の行動が半年たらずでこうも破たんしてしまうのか…

 

 

2失点目は喜田(18歳)の経験不足だったのか?欲をだしたのか分かりませんが守備が軽すぎました。

その後の本来で言えばカバーに入るであろう実藤も…

喜田に関して言えばその場面はしっかり相手について攻撃の時間を遅らせた欲しかったです。

あの位置であれくらいのスペースを作ってしまえば、失点はやむなしといった感じですね。

 

 

攻撃面

 前半の攻撃はなんだったのだろう?

相手の運動量豊富なプレスに後手踏んでしまったのか?全くと言っていいほど攻撃の形なんてあったもんじゃなかったです。

 

ようやく後半になってスイッチが入ったのか?

徳島がアビスパにボールを持たせていたのか?

運動量が落ちたのか?

アビスパらしい攻撃ができるようになりました。

 

得点シーンはボランチで司令塔の惇が味方の上がりを良く見ていました。

そして個人的に左サイドからクロスが上がる前の城後の動き出しが全てでしたね。

 

コパ・アメリカの日本対ウルグアイ戦の日本の2得点目を演出した岡崎の動きだしのシーンに良く似ていました!!

ファーに流れて城後が相手DFを2人引きつけてくれたので、

後ろに下がりながら守備をする徳島DFと相手ゴールに走るヤン、

そして絶妙なクロス。よい攻撃シーンでした。

 

欲を言えば、後半30分過ぎにヤンが抜け出し、徳島の2点目をとったシーンと同じような場面がアビスパにもありました。

徳島はしっかりと相手攻撃の時間とシュートコースを防ぎ、アビスパの得点とはなりませんでしたが

ここにアビスパと徳島のチームとしての完成度の違いを見せつけられました…

 

 

◎まとめ

 前回のブログで久藤アビスパはこの徳島戦で

ファビオの意思つぎ、今シーズンクラブとして掲げる主導権を持った組織的で攻撃的サッカー(理想追求)か?

J3降格圏21位という状況から現実路線(守備的)で失点を減らすサッカーを追求するのか?

 

どちらを選択するのか?ということを書きましたが、今回の徳島戦では現実路線(守備的)なサッカーを選択しているように見えました。

前節まで徳島も3バックだったので、あえて3バックにしたのかもしれませんが…

守備を修正できなければ厳しいと感じました。

地元スポーツ新聞にヤンドンヒョンが「アビスパのサッカーはカウンターか、前からプレッシャーをかけるか、選手同士で完結していない」と指摘したそうです。

 

後2試合で長丁場のJ2リーグも半分が終了します。それまでにヤンが指摘したことが改善され、今シーズンの残り試合をどう戦うのか?答えがほしいです…

 

どんな答えをだしても、それがアビスパだと思いますし

私はアビスパを応援します!!

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