今だからこそ必見!視点を変えたJ2順位表の見方
今回は、緊急特集!視点を変えたサッカーJ2リーグの順位の見方について書いていきたいと思います!
これを見ればJ2各チームの色がわかる!
そして今年の自動昇格争いやプレーオフ争いの主役が見えてくる!!
これを見れば少し違った見方でリーグ戦の結果が見れるはず!
- 2019シーズンJ2順位表(30節終了時点)
- 2019シーズンのJ2全チームの総得点(30節終了時点)
- 2019シーズンのJ2全チームの総失点(30節終了時点)
- 2019シーズンのJ2全チームの総得失点差での順位(30節終了時点)
- 結果と結論
2019シーズンJ2順位表(30節終了時点)
まずは30節終了時点のサッカーJ2リーグの順位表について
前半戦は上位・下位ともに勝ち点を奪い合うという、例年通りの混戦J2!
しかし後半戦に入ると順調に勝ち点を稼ぐ上位陣と勝ち点を奪えない下位チームの構造がハッキリとしてきました!
その中で得失点差というものが順位に大きく影響を及ばしています!
※鹿児島ユナイテッド・FC岐阜戦は九州南部の大雨の影響で順延となっていますので、
両チームに関しては29節終了時点でのデータとなります。
順位の決め方について
年間順位の決定
リーグ戦が終了した時点で、勝点合計の多いチームを上位とし、順位を決定する。ただし、勝点が同じ場合は、以下の順によって順位を決定する。
- 得失点差
- 総得点数
- 当該チーム間の対戦成績(イ:勝点、ロ:得失点差、ハ:総得点数)
- 反則ポイント
- 抽選
※抽選は、昇降格チームの決定等、理事会が必要と判断した場合のみ実施される。
つまり勝ち点が同じ場合、得失点差の多いチームが上位となるわけです!
2019シーズンのJ2全チームの総得点(30節終了時点)
順位 |
チーム名 |
30節終了時点順位 |
30節終了時点の得点 |
1試合平均得点 |
1位 |
横浜FC |
2位 |
50 |
1.66 |
2位タイ
|
柏レイソル アルビレックス新潟 |
1位 13位 |
47
|
1.56
|
4位タイ
|
京都サンガFC ヴァンフォーレ甲府 |
3位 7位 |
45
|
1.5
|
6位 |
Vファーレン長崎 |
11位 |
44 |
1.46 |
7位タイ
|
徳島ヴォルティス レノファ山口FC |
9位
15位 |
42 |
1.4 |
9位 |
大宮アルディージャ |
4位 |
41 |
1.36 |
10位タイ |
ツエーゲン金沢 FC琉球
|
8位 19位 |
40 |
1.33 |
12位 |
東京ヴェルディ |
12位 |
39 |
1.3 |
13位 |
水戸ホーリーホック |
5位 |
38 |
1.26 |
14位タイ |
ファジアーノ岡山 愛媛FC |
10位
14位 |
36 |
1.2 |
16位タイ |
ジェフユナイテッド千葉 鹿児島ユナイテッド |
16位
20位 |
35 |
1.16 |
18位 |
モンテディオ山形 |
6位 |
34 |
1.13 |
19位 |
アビスパ福岡 |
17位 |
31 |
1.03 |
20位 |
町田ゼルビアFC |
18位 |
29 |
0.96 |
21位 |
FC岐阜 |
22位 |
27 |
0.9 |
22位 |
栃木FC |
21位 |
22 |
0.73 |
われらがアビスパ福岡は順位と大差ない19位となっています。
救いだったのは、1試合平均1.03という1点以上とっていること!
これまで得点少なく大崩れすることが多かったので、もっと下かと思いました…
良かった…
2019シーズンのJ2全チームの総失点(30節終了時点)
順位 |
チーム名 |
30節終了時点順位 |
30節終了時点の失点 |
1試合平均失点 |
1位 |
柏レイソル |
1位 |
20 |
0.66 |
2位タイ
|
水戸ホーリーホック モンテディオ玉形 |
5位 6位 |
21
|
0.7
|
4位
|
ツエーゲン金沢 |
8位 |
27
|
0.9
|
5位 |
ヴァンフォーレ甲府 |
7位 |
28 |
0.93 |
6位
|
大宮アルディージャ |
4位 |
29 |
0.96 |
7位 |
横浜FC |
2位 |
31 |
1.03 |
8位 |
京都サンガFC |
3位 |
32 |
1.06 |
9位 |
徳島ヴォルティス |
9位 |
36 |
1.2 |
10位 |
ファジアーノ岡山 |
10位 |
39 |
1.3 |
11位タイ |
Vファーレン長崎 愛媛FC |
11位
14位 |
41 |
1.36 |
13位タイ |
東京ヴェルディ アルビレックス新潟 栃木FC |
12位 13位
21位 |
42 |
1.4 |
16位 |
アビスパ福岡 |
17位 |
44 |
1.46 |
17位 |
町田ゼルビアFC |
18位 |
46 |
1.53 |
18位 |
ジェフユナイテッド千葉 |
16位 |
47 |
1.56 |
19位タイ
|
レノファ山口 鹿児島ユナイテッド |
15位 20位 |
52 |
1.73 |
21位 |
FC岐阜 |
22位 |
53 |
1.76 |
22位 |
FC琉球 |
19位 |
59 |
1.96 |
これは上位陣と下位ではっきり分かれましたね!
つまり、J2は失点の少ないチームが上位に行くということ!
2015年、2017年、2018年のアビスパがそうだったように失点の少ないチーム(堅守速攻型のチーム)は上位に食い込みます!例年そうです!
しかし、J2では堅守速攻で勝ててもJ1では通用しない…
アビスパがそうだったように…
2019シーズンのJ2全チームの総得失点差での順位(30節終了時点)
順位 |
チーム名 |
30節終了時点順位 |
30節終了時点の得点 |
30節終了時点の失点 |
得失点差 |
1位 |
柏レイソル |
1位 |
47 |
20 |
27 |
2位 |
横浜FC |
2位 |
50 |
31 |
19 |
3位タイ
|
水戸ホーリーホック ヴァンフォーレ甲府 |
5位
7位 |
38
45 |
21
28 |
17 |
5位タイ
|
京都サンガFC モンテディオ山形 ツエーゲン金沢 |
3位
6位
8位 |
45
34
40 |
32
21
27 |
13 |
8位 |
大宮アルディージャ |
4位 |
41 |
29 |
12 |
9位 |
徳島ヴォルティス |
9位 |
42 |
36 |
6 |
10位 |
アルビレックス新潟 |
13位 |
47 |
42 |
5 |
11位 |
Vファーレン長崎 |
11位 |
44 |
41 |
3 |
12位タイ |
ファジアーノ岡山 東京ヴェルディ |
10位
12位 |
36
39 |
39
42 |
-3 |
14位 |
愛媛FC |
14位 |
36 |
41 |
-5 |
15位 |
レノファ山口 |
15位 |
42 |
52 |
-10 |
16位 |
ジェフユナイテッド千葉 |
16位 |
35 |
47 |
-12 |
17位 |
アビスパ福岡 |
17位 |
31 |
44 |
-13 |
18位タイ |
FC町田ゼルビア 鹿児島ユナイテッド |
18位
20位 |
29
35 |
46
52 |
-17 |
20位 |
FC琉球 |
19位 |
40 |
59 |
-19 |
21位 |
栃木FC |
21位 |
22 |
42 |
-20 |
22位 |
FC岐阜 |
22位 |
27 |
53 |
-26 |
失点数同様に、上位・下位ではっきり分かれています!
ということは今年のJ2リーグの昇格・プレーオフ進出チームが見えてくるのでは?と感じています!
ここから劇的に変わる可能性もありますが、自動昇格争いは8位ツエーゲン金沢までかなと感じています…
プレーオフ争いは12位東京ヴェルディまでかなと…
アビスパは残留争いをいち早く抜け出し少しでも上の順位で着地できるように頑張れ!
結果と結論
- 得点数は上位、下位関係なくチームの色が出ており下位チームでも得点数の多いチームがいる
- 失点、得失点数は上位、下位でハッキリしており差はなし
- 結論として、失点の少ないチームが上位を占める。従って今年のJ2リーグも例年同様堅守速攻のチームが勝ち点を伸ばしていると言える(特に山形)