水戸戦
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久藤アビスパの初陣は厳しい結果になりました…
結果は2-4…
4失点というのは、アビスパがJ1にいた2016年のリーグ最終戦(対柏レイソル 0-4)以来です。
ここ2年間のリーグ戦で決して喫することはなかった4失点…
そしてファビオから久藤監督に変わり、これからのアビスパに期待しかないこの状況でこの有様…
試合を振り返ると、アビスパが先制点を奪います。
開始10分で今シーズンJ2最少失点であり、
16試合消化して僅か6失点しか喫していない 水戸から先制点を取れた時は本当に 今日はイケると感じました。
そして先制点を奪うまでの10分間はアビスパがイケイケの時間でした。
しかし、イケイケの時間は最初の10分だけ。
次第に中盤を水戸に支配され防戦一方のアビスパ、
相手への寄せの甘さが目立つようになり、先制点から僅か5分後に相手に同時ゴールを奪われます。
その後も、攻撃も守備もチグハグなアビスパ。
良いところが少ないまま耐えていたのですが、45分に逆転されます。
前半終了時点で1-2
ちなみに相手の水戸は今シーズン複数失点をしたことがありません。
それでも期待したのですが、後半13分と15分に追加点を奪われジ・エンド…
後半34分にPKで1点を返し、水戸にとって今シーズン初の複数失点をさせる意地は見せたものの完敗でした。
試合を振り返ると 監督就任から1週間、
やれることが限られていたのでファビオのサッカーから大幅に変更は無いと予想していたのですが、それでも以下4つの点が気になりました。
①センターバックが本職の篠原をなぜサイドバックで起用するのか?
②負けている状況にもかかわらず、交代選手がDF登録の選手2人出した意図?
③そもそも交代のタイミングが遅い気がする。
④守備時の選手間の受け渡し
④はファビオ時代からの継続している問題ですので久藤監督がどのように改善していくのか?
就任会見で井原元監督の守備を「取り入れる」と明言していたので期待しかありません。
あくまで個人的に感じていることですが、
ボランチの部分で相手を潰せておらず相手に簡単に剥がされているので、
選手間の受け渡しが間に合わないのかなと感じています。
しかし、これは守備時の細かい決めごとなどで改善できるのかな?
と感じています。
②~③は久藤監督になってからですが、 どれも久藤監督なりの考えがあったのだと思いますし、
今後の久藤アビスパを見ていく中で答えがわかるのかもしれません。
しかし、①のセンターバックが本職の篠原をなぜサイドバックで起用するのか?
ファビオがやっていたのですが、久藤監督になってまでこれが継続されるとは思っていませんでした。正直意味が分かりません。
昔、スロベニア人のマリアン・プシュニクという監督が選手の成長の為に、若手FWの選手をサイドバックで起用するという事がありました。
現在、鹿島アントラーズで活躍する金森選手はマリアン時代にサイドバックをやっていました。
そういえば城後もサイドバックで起用されていたことがあったな…
篠原は現在28歳で若手ではありません。
基本的に右サイドは石原とセンターバックと右サイドどちらもできる実藤がいます。
右サイドの守備を充実させるという意味で篠原を起用しているなら実藤でも良いと思います。
最近、石原も頑張って攻撃にも守備にも躍動していますし、
元々アビスパは少数精鋭で戦っていますが、
右サイドバックの選手がいないというわけではありません。
意味が分かりません。
井原さんのときは
普段は4バックで、守備時にのみ4バックから3バックに変えていることもありました。しかし水戸戦は実藤を入れて、攻撃時も守備時も3バックに変えていたので良く分かりません。
久藤アビスパになって、1週間で準備できることも限られていたのだと思います。
これから久藤色が出てくるのだろうと期待しています。
しかしこれで今シーズン9敗目、そして順位もJ3降格圏の21位。
そろそろマジで改善できないとマジでヤバい…