会社が用意している制度 財形貯蓄はお得なのか?
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
今回は資産を形成・蓄積する金融商品の会社が要している制度 財形貯蓄編を書いていきたいと思います。
なぜ、いきなり財形貯蓄?頭狂ったんじゃねーの!?と思った方は読んでね↓↓↓
また、このブログではカテゴリー:【年金】を読んで頂いたら今回の書こうとしているブログの意図が分かると思いますのでよろしくお願いいたします!
財形貯蓄の制度
財形貯蓄とは「勤労者財産形成貯蓄制度」の略称になります。
会社勤めの方は利用されている方も多いのではないでしょうか?会社の福利厚生制度の一つであり、賃金から一定の金額を天引きして行う貯蓄ですよね。
ただし利用するには勤めている会社があらかじめこの制度を取り入れていることが必要となりますのでご注意ください。
制度を取り入れるのが会社(事業主)なので個人が金融機関を自由に選ぶことはできません。財形貯蓄を取り扱っている金融機関は銀行・信託銀行・信用金庫・生命保険会社・損害保険会社などがあります。
財形貯蓄の種類
財形貯蓄制度にはいくつかの種類がありますが、資産を蓄積するということでは
【一般財形】【財形住宅】【財形年金】
があります。
一般財形貯蓄は、使用目的を限定せず自由に使うことができる貯蓄です。
貯蓄開始から1年経てば払い出しが可能です。
財形住宅とは文字どおり住宅の建設・取得を目的としたものです。
財形年金とは60歳以降の年金受け取りを目的としたもです。
財形住宅と財形年金は目的が限定されていますが、その代わりに財形住宅と財形年金を合わせて貯蓄残高550万円までは利子などが非課税となります。
逆に住宅や年金以外の目的で払い出しをした場合は遡って利子などが課税されます。
表はそれぞれの財形貯蓄を分かりやすくまとめたものになります↓↓↓
財形貯蓄 | 財形住宅 | 財形年金 | |
---|---|---|---|
利用できる方 | 勤労者 | 満55歳未満の勤労者 財形住宅と財形年金の併用は可能 |
|
使い道の制限 | 自由 | 住宅の建設・購入・条件を 満たすリフォーム |
老後資金の積み立て |
積立方法 | 給与・ボーナスから天引き | ||
積立期間 | 原則3年以上定期的に | 5年以上 (住宅購入などの場合は除く) |
5年以上 |
受取期間 | 定めなし | 定めなし | 満60歳以降 5年以上20年以内 |
据置期間 | 定めなし | 定めなし | 積立終了から 年金受け取りまで 5年以内の据置が可能 |
非課税の内容 | なし | 財形住宅と財形年金あわせて預貯金など 元本550万円まで非課税 |
|
その他 | 貯蓄開始から1年で 払い出し可能 |
プラスαの機能とまとめ
財形貯蓄を運用するところが生命保険の場合、貯蓄だけでなく万一の時に保険金を受け取れる機能もついています。
また、運用機関が預貯金であれば元本が保証されるといったメリットもあります。
まとめですが、
財形貯蓄は給与から天引きされるため少額ずつ確実に資金を積立てることができるというメリットがあります!
「将来にむけて資産を蓄積したいなー、
けど面倒なのはいやだなー」
と考えているそこのあなた!
投資信託やiDeCo等の自分で選べる金融商品と違い、
自分で手続きをするわけではなく会社が手続きをやってくれますので正直楽です!
会社に、
- 財形制度ありますか?
- 財形検討してるんで資料ください
- コレにします!申込お願いします
これだけで手続きが完了するからチョー簡単!!
以上から個人的に財形貯蓄はお得だと考えます!!!
もしお勤めの会社にあれば一度検討してみてください!